仏週刊紙発売に反対表明 ジャーナリスト団体 #47NEWS http://t.co/Df4opoEnNg
戦場ジャーナリストの経験…「全ての関係者が緊張緩和に努めなければならない時に配慮に欠ける」「プロのジャーナリストは中傷や侮辱をしてはいけない」
— inoue toshio 子どもを守れ! (@yuima21c) 2015, 1月 14
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【ジュネーブ、1月13日(PEC)】プレス・エンブレム・キャンペーン(PEC)は、水曜日に発行される「シャルリ・エブド」最新号から距離を置きたいと考える。第一面に掲載される漫画は思いやりに欠けており、緊張緩和が切に望まれるとき、火に油を注ぐだけである。
PECのブレイズ・レンペン事務局長は、「シャルリ・エブド」編集委員会が過激派に屈服しないことを示す意志を理解するものの、なにを描いたり書いたりしても許されるものではないと述べた。表現の自由には限度があり、それは互いに尊重しあうことで決まる。
「プロのジャーナリストは倫理的なルールを尊重します。中傷や侮蔑的なことばは特に避けなければなりません」と、レンペン事務局長は付け加えた。
PECは先週水曜日の「シャルリ・エブド」に対する不当な攻撃を断固として糾弾した。だが、現在の状況は、無益で有害な挑発による過激主義や狂信を支持することではなく、冷静さを求めていると、PECは確認する。これは、すべての宗教、すべての信念、なんにあってもあてはまることである。
PECのヘダーヤト・アブデル・ナビ代表は、言論と表現の自由とジャーナリズム倫理のあいだに細い線があり、「シャルリ・エブド」の場合、過去と現在において、この線を踏み越えてしまったと強調した。
ジャーナリストたちが創設したジュネーブのNGO、PECは10年以上にわたり危険地帯にいるジャーナリストの保護のために闘ってきた。ことばの使用に対して、ある種の注意を払うことは、外見に気遣うことと同じく、ジャーナリストの安全確保に役立つ初歩的な対策の一端なのである。