2015年5月27日水曜日

世界平和を祈願するヴァンクーヴァーの灌仏会(仏教祭り)


世界平和を祈願するヴァンクーヴァーの仏教祭り
カーリト・パブロ Carlito Pablo 2015526

BC仏教祭りの創始者、センドク・リンポチェ
 
The UBC Thunderbird Arena in Vancouver, Canada
20を超える仏教徒宗団が土曜日(530日)、第1回ブリティッシュ・コロンビア仏教祭りに集い、世界平和を祈願する。

UBC(ブリティッシュ・コロンビア大学)ダグ・ミッチェル・サンダーバード・スポーツ・センターで開催される、この一日がかりの催しは、数千人の参加が見込まれ、後に仏陀となったシッダルタ・ゴータマの生誕を祝うことになっている。

ブッダの誕生日にともなう儀式のひとつが仏像の湯浴みであり、祝典を創始したヴァンクーヴァーのセンドク僧院のセンドク・リンポチェによれば、この儀式には特別な意味がある。

「わたしたちが仏陀の湯浴みに集うとき…精神を非常に集中させて儀式をおこなわなければならず、仏陀にお湯を注ぐことによって、内面を見詰め、自己を浄めはじめる意味があり、これによって大きな平和に満ちたエネルギーが体のなかに、生身の存在のなかにじっさいに生じるのです」と、リンポチェは通訳を介した電話でストレイト紙に語った。「数千人の人びとがそのようなエネルギーを持ち寄って集うのを想像することができますか? それによって、非常に多大な平和のエネルギーが生まれ、じっさいにわたしたち自身から他の人びとにそのエネルギーを伝えて、拡散することができるのです」。

催し物は食品や物品の販売、文化展と実演、歩く瞑想に加えて、仏陀の生誕地、ネパールで勃発した無惨な20154月地震の被災者の窮状にも光を当てる。

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