2009年6月23日火曜日

生と死を超えて……

死を受容するプロセス

エリザベス・キューブラー=ロス 

生きかたの教師


否認

自分が死ぬはずはないと疑う段階

怒り

なぜ自分が死ななければならないのかと怒りを周囲に向ける段階

取引

死なずにすむように取引を試みる段階

抑鬱

万策尽き、疲れ果て、塞ぎこむ段階

受容

最終的に死を受け入れる段階

生と死を超える道 死に直面した人は、まずそれが事実であることを否認し、無視するが、やがて避けられない現実であることを認識し、運命や自分、周囲の人などへの怒りを感じる。次いで「これからは心を改めますから」「財産はみな慈善に寄付しますから」「せめて息子が卒業するまで」などと神に交渉を持ちかけ、慈悲を乞い、死を回避しようとする。そのうちそれにも疲れはて、ウツ状態に落ち込むが、多くの人はそうしたさまざまな心の葛藤を経たのちに、抗うのをやめ、死を受け容れることで心の平安を取り戻す。この心の軌跡は、死だけでなく、失業、失恋など人生で人が出会うさまざまな逆境にもあてはまる。

「あなたの内なる沈黙に触れることを学ぶように。この人生のすべてのものに目的があり、過ちなく、偶然もなく、すべてのできごとは、学びのための祝福であると知るように」ECR

http://www.ekrfoundation.org/

おまけ――

「人は生まれた瞬間から死に向かって歩みはじめる」ダライ・ラマ

「死は求めなくてもやってくるが、満ち足りた死への道は、自分で探さなければみつからない」ダグ・ハマーショルド

0 件のコメント:

コメントを投稿